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みなとミュージローブログ

2019年02月06日

「今月の逸品ver.2」 vol.21 新上五島町鯨賓館ミュージアム の「魚目浦絵図(新上五島町指定文化財)」

「今月の逸品ver.2」第21回目は、新上五島町鯨賓館ミュージアム の「魚目浦絵図(新上五島町指定文化財)」です。


 17世紀後半、当時の魚目村と有川村の間で、有川湾での漁業に関わる海境論争が起こりました。この絵図は魚目村側が江戸の評定所に資料として提出するために、貞享5年(1688)長崎の絵師、溝口七郎兵衛によって描かれた絵図2枚のうちの控えです。この控えは、もともと五島富江家に伝わっていましたが、昭和8年(1933)、似首の事代主神社の火災で原本が焼失したために、神社再建の折、同家から贈られたもので、現在、鯨賓館ミュージアムにて所蔵しています。昨年、修復作業を実施し、常設展示しています。
 この絵図には、当時の主要な漁場、地名の由来、歴史、神社など詳細に記されており、新上五島町の江戸時代初期に描かれた数少ない絵図の一つで、大変貴重な資料です。


   

                      展示の様子


                                    

                        魚目浦絵図


新上五島町鯨賓館ミュージアムの情報はこちら

at 10時25分

2019年01月08日

「今月の逸品ver.2」 vol.20 関門海峡ミュージアム の「海峡レトロ通り」


「今月の逸品ver.2」第20回目は、関門海峡ミュージアム の「海峡レトロ通り」です。

ここは、関門海峡ミュージアムで一番人気のある『海峡レトロ通り』です。
でも、このゾーンはあまりPRしたくないんです。というのも、ここは無料ゾーンで、しかも見ごたえがあり、面白い仕掛けがある空間なので、ここで満足されて有料の展示ゾーンに入らないでお帰りになるお客様も少なくないからです。
でも、今回は特別に人気の『海峡レトロ通り』の仕掛けや見どころを『今月の逸品』として紹介しましょう。

【大正ロマンあふれる街並みへタイムスリップできる『海峡レトロ通り』】
明治から大正、昭和にかけ、大陸貿易の拠点として栄えてきた門司港。街の中には、銀行、商社、貿易会社などのモダンな西洋建築が建ち並び、映画館、カフェなど流行の先端をゆく文化や娯楽も伝わって、街は活気に満ちていました。
そんな異国情緒あふれる街並みを再現したのが『海峡レトロ通り』です。
古き良き時代へタイムスリップしたかのように、なつかしい気分に浸ってください。


    

逸品① ~朝、昼、晩と表情を変える街並み~
照明と音がコンピューター制御により、20分間の間に朝・昼・晩と街の表情を変化させて行きます。夜になると、外灯や窓に電気が灯り、朝になると小鳥がさえずります。そして、お昼になるとバナナの叩き売りの始まりです。それぞれの街の表情をお楽しみください。

 

逸品② ~実は半分しかない路面電車~
路面電車は1911年の開通以来、長年に渡り門司市民、北九州市民の足となり親しまれてきました。この路面電車は、明治・大正時代の写真資料を参考にしながら、可能な限りの復元を行っています、でも、よーく見てください。長さが半分しかないんです。一見、ちゃんとした電車に見えますが、半分の所の壁面を鏡張りにして、普通の大きさの電車に見せているんです。
電車の中では、当時の門司の情景を捉えた写真や映像などを紹介するコーナーもあります。

  

【お知らせ】
関門海峡ミュージアムは、展示ゾーンのリニューアル工事の為、2019年秋頃まで休館しております。リニューアルオープンの際には、展示が一新され、魅力アップした展示ゾーンおよびこの海峡レトロ通りでお楽しみください。

関門海峡ミュージアムの情報はこちら




at 11時16分

2018年11月07日

「今月の逸品ver.2」 vol.18 神戸大学 海事博物館 の「和船模型(八幡丸)」

「今月の逸品ver.2」第18回目は、神戸大学 海事博物館 の「和船模型(八幡丸)」です。


和船の活躍した時代

 江戸時代のおもな沿海航路は3つありました。
北海道(松前)から日本海、瀬戸内海を経て大坂(上方、浪速)にいたる西回り航路、北海道・津軽海峡から太平洋側を江戸に至る東回り航路、大坂―江戸間の(南海航路)です。
西回り航路は、江戸後期までに、沿海の海上輸送航路として発達したルートです。大正時代の初期まで、東回り航路とともに、日本の物流を支えていました。廻船は目的地への輸送で荷物運賃を稼ぐだけではなく、各寄港地で品物を売買しながら利益をあげていました。
 「北前船」は言うなれば海上移動する商店(商社)であって、船頭の才覚しだいで、巨万の富を稼いだ船主も多かったようです。
 北陸方面では現在でも「北前船」に従事した船のことを、“バイ船” と呼びます。バイ船のバイは売、あるいは倍(バイ)儲かるから、という説もあるようです。
 その後、近代の蒸気船や洋式帆船の出現によって、徐々に衰退し、昭和初期には「北前船」の和船はほとんど姿を消してしまいました。


和船模型(八幡丸)
 木製/模型/全長2.7m/製作地等:石川県榊社奉裾/製作年明治初期頃
「北前船」として知られる大型和船として括躍したのは、弁財船(菱垣廻船・樽廻船をふくむ)、北国船などさまざまです。そのため船型も、年代や地域により、細部に違いがあります。
この模型は、腰当梁のところで船幅が最も広くなっており、明治以降の北前船のようにアカマ梁で最大にはなっていません。江戸末期から明治初年にかけての、大型和船の詳細を示しており、明治維新前後の製作と推測されます。
 帆装等は後に取り換えられたと思われますが、よく補修されていて、破損箇所は余りありません。両側の蛇腹をはじめ船内の艤装もよく残っていて、保存は良好です。
 廻船の寄港地で、船乗りの多かった石川県・美川漁港(本吉湊:白山市)の、今湊神社(八幡宮、江戸代中期の社殿が残る)に奉納されていました。


 


神戸大学海事博物館の情報はこちら

at 15時01分

2018年10月02日

「今月の逸品ver.2」 vol.17 四日市港ポートビル14階展望展示室「うみてらす14」の「地上90mからの夜景」

「今月の逸品ver.2」第17回目は、四日市港ポートビル14階展望展示室「うみてらす14」の「地上90mからの夜景」です。

四日市港ポートビル14階展望展示室「うみてらす14」では、地上90mの高さから360度に広がる夜景をご覧いただけます。
ポートビルの南西方向にはコンビナートが広がっており、「うみてらす14」からはその高さを生かした非常に奥行き感のある、全国でも屈指の工場夜景を観賞することができます。   
2015年7月には四日市港ポートビルが日本夜景遺産「施設型夜景遺産部門」に認定され、また他方で、カメラ撮影の際の室内の映り込みを防止する暗幕の無料貸出し(限定5枚)や開館時間の変更(土日祝日は夜9時まで開館)等、サービスの向上にも取り組んでいます。その甲斐もあり、近年「うみてらす14」の入場者が増加しており、平成29年度には過去3番目に多い50,090人を記録しました。入場者は三重県内だけでなく隣の愛知県や岐阜県、さらには大阪府などの遠方からも多くお越しいただいており、「うみてらす14」からの夜景は、まさに「逸品」といえます。
工業港として発展してきた四日市港が創り出す幻想的な夜景を見に、ぜひ四日市港ポートビル展望展示室「うみてらす14」へお越しください。


   

  

  


四日市港ポートビル14階展望展示室「うみてらす14」の情報はこちら

at 11時09分

2018年09月03日

「今月の逸品ver.2」 vol.16 道の駅「開国下田みなと」(ハーバー&JGFAカジキミュージアム)の「伊豆の古代製鉄の模型と伊豆半島の生い立ち」

「今月の逸品ver.2」第16回目は道の駅「開国下田みなと」(ハーバー&JGFAカジキミュージアム)の「伊豆の古代製鉄の模型と伊豆半島の生い立ち」です。


 開国の街として知られる下田の街ですが、開国の歴史のはるか昔の原始・古代の時代より下田の歴史を紹介している「ハーバー&カジキミュージアム」
 本年、世界ジオパーク認定された伊豆半島。その伊豆半島が形成された時代のコーナーを紹介させて頂きます。

「下田市金山遺跡の模型」
平安時代末から鎌倉時代にかけて南伊豆や東伊豆などの地域では、海浜の砂鉄を原料として鉄の生産が行なわれていました。
当館では伊豆半島内で発掘された製鉄遺跡を参考に、県内でも珍しい古代製鉄の様子を模型で再現しております。
「炉」と呼ばれる粘土で出来た入れ物の中に、砂鉄と木炭を交互に入れながら燃焼させます。
砂鉄を溶かすには温度を1500度前後まで高めなければなりませんので、模型のような足踏みの「ふいご」と呼ばれるものを使って炉の中に風を送り、丸3日間かけて作っていたそうです。
現在の下田の地名にも「多々土」「金草原」など製鉄を思わせる名前が残っており、伊勢神宮に毎年鍬を納めていたという記録も残っているそうです。
「炉」は鉄を一度取り出す度にその都度壊していました。手前にあるケースの展示は炉壁の一部、手前の鉄滓は実際に発掘されたものです。

「伊豆半島の生い立ちのミラービジョン」
伊豆半島がフィリピンプレートにのって日本列島にぶつかり、現在の伊豆半島の原型が出来るまでの様子をCG映像で展示しています。

  

                      下田市金山遺跡の模型


  

                   伊豆半島の生い立ちのミラービジョン

道の駅「開国下田みなと」(ハーバー&JGFAカジキミュージアム)の情報はこちら




at 13時37分

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