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みなとミュージローブログ

2017年02月24日

新着資料紹介のコーナー第33回「蒲郡市生命の海科学館」

 今回ご紹介するのは、蒲郡市生命の海科学館の「インカクジラ化石」です。


 生命の海科学館は、海のなりたちと生命の進化の歴史を紹介する科学館です。
クジラは哺乳類でありながら、陸から海へかえって進化した生物です。生命の海科学館には、館のテーマを象徴する存在として、体長約8mのクジラの化石が展示されています。
 これまで、この化石のクジラはナガスクジラ類の一種であるとされていましたが、種類は特定されていませんでした。
ところが、平成27年2月に館を訪れた国立科学博物館の甲能直樹研究員らにより新種の可能性があると指摘され、状況が一変します。
同年6月、科学館で公開調査が実施され、甲能研究員らにより、化石の詳細な計測や耳の骨の剖出が行われました。その後も研究が続けられ、平成28年10月、これまで知られていない新しいクジラであることが、正式に認定されたのです。化石のクジラは、新たに「インカクジラ」と命名されました。
当館のインカクジラの化石は、ホロタイプという標本に指定されました。
ホロタイプとは、種の基準になる標本のことで、インカクジラの基準になる標本は、生命の海科学館の化石となったのです。
これにより、当館の化石は世界で一つだけの特別な標本になりました。

3月5日から6月11日まで「ミニ企画展 新種認定!インカクジラ展」を開催中です。
是非この機会に生命の海科学館へお越しください。

<インカクジラ>
学名 Incakujira anillodefuego(インカクジラ・アニリョデフエゴ) 産地 ペルー  年代 約750 万年前


蒲郡市生命の海科学館の情報はこちら




at 10時56分

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