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みなとミュージローブログ

2012年12月27日

今月の逸品vol.15 新潟市歴史博物館「みなとぴあ」の「国指定重要文化財旧新潟税関庁舎」


「今月の逸品」第15回は 新潟市歴史博物館「みなとぴあ」の「国指定重要文化財旧新潟税関庁舎」です。

◆概要
 安政5(1858)年の修好通商条約の締結により5つの開港場(新潟・横浜・函館・長崎・神戸)として日本海側で唯一選ばれた新潟港は、明治元年11月19日(1869年1月1日)開港しました。信濃川河口部に位置し、新潟市中央区緑町に存する国指定史跡旧新潟税関及び国指定重要文化財旧税関庁舎は、5つの開港場で唯一現存する開港当時の運上所(税関)の遺構です。

◆建物の沿革
 1869(明治2)年10月  新潟運上所として完成(1873(明治6)年1月運上所を税関と改称)
 1969(昭和44)年6月  旧新潟税関庁舎(1棟・附棟札1枚)が重要文化財に,敷地が史跡に指定
 1971(昭和46)年12月 旧新潟税関庁舎の解体復原工事竣工
 1972(昭和47)年4月  新潟市郷土資料館として使用開始(~2003(平成15)年3月閉館)


◆設計者 
 不明(新潟府の外務担当職員の指揮)

◆施工者 
「請負人 弥七・礼助」「棟梁 円六」(棟札による)

◆建物様式上の特徴及びその評価
 開港当時の税関庁舎として現存する,唯一の建築物。
 日本建築の技術を用い,洋風をまねて表現しようとした「擬洋風木造建築」の建物です。
 特徴的な意匠として,塔屋,アーチ状通路,なまこ壁,下見板鎧戸付きガラス窓,きんちゃく型ガラス窓,べんがら塗装,青海波模様の棟瓦が挙げられます。
 内部は漆喰壁で,一部の天井は紙貼り天井になっています。

                 

 海鼠壁と下見板鎧戸付きガラス窓       海鼠壁と巾着窓          青海波模様の棟瓦


◆建物が使用されていた当時の利用状況
 当初の利用状況は不明です。新潟港の貿易量はわずかで,品物が税関に運び込まれて検査をうける例はわずかであったと思われます。

◆現在の建物について
 郷土資料館時代は,事務室や展示室として建物を使用していました。調度類を取り除き,建物に修理を施して,重要文化財である建物そのものを見てもらえるようにしています。旧新潟税関の歴史や建築様式に関するパネル,かつて使用していた六灯ランプを展示していますので,ぜひご覧ください。        

◆敷地内の概要など
 敷地内には、旧税関庁舎のほか「石庫」と呼ばれる復元された保税倉庫、移築復元された「旧第四銀行住吉町支店」(登録有形文化財)、市役所2代目庁舎の外観イメージを取り入れた「新潟市歴史博物館本館」など、明治期から昭和初期の「みなとにいがた」を感じることのできるゾーンとなっています。また、信濃川河口の対岸には、佐渡航路のフェリーが就航し、近代的な31階建て「朱鷺メッセ」を望むことができます。
 旧税関庁舎は、旅番組等でも多く取り上げられ「万代橋」ととに、みなと新潟の代表的な観光名所となっています。


【参考文献】
『重要文化財旧新潟税関庁舎修理工事報告書』(1971)
『新潟市史通史編3』(1996)
『日本の近代建築 上』藤森照信(1993)
『旧新潟税関庁舎等保存管理・活用計画』(2009)     

博物館の情報はこちら


at 10時39分

2012年12月20日

クリスマスイブの名古屋港は「Star★Light HA・NA・BI」


クリスマスイブの名古屋港は「Star★Light HA・NA・BI」

   

名古屋港一体がさまざまなイルミネーションで飾られる「Star★Light Revue2012」(12/25まで)。
巨大なクリスマスツリーやライトアップされた町並みが今年も多くのお客様の目を楽しませています。

そのクライマックスを飾るのが毎年イブの夜に行われる「Star★Light HA・NA・BI」です。
会場内の音楽に合わせて打ち上げられる「メロディー花火」やクリスマスにまつわる物語の紹介など、様々な演出で
今年も寒い夜空を暖かく盛りあげます。

 

花火の打ち上げ開始は24日の19時から。
また、18時と20時からはポートハウス特設ステージにおいてクリスマスソングを中心としたジャズオーケストラコンサートも開催されます。

ぜひ、名古屋港でステキなイブをお過ごし下さい。

*各イベントとも天候などの諸事情により変更及び中止となる場合がございます。
  写真は昨年度開催時のものです。


at 11時24分

2012年12月07日

2012年12月1日(土) 第6回『星空観察会』を開催しました ~名古屋海洋博物館・南極観測船ふじ


かつて航海に欠かせなかった天測。
「星空観察会」は、名古屋港に係留展示中の『南極観測船ふじ』の甲板から望遠鏡を使って星の観察を行うもので、
毎回多くの応募がある人気イベントです。

講師に 日本天文学会
      天文教育普及研究会 一般普及分野委員
      浅田 英夫 氏

を迎えての開催になり、今年は定員の3倍近い応募がありました。

 毎年起こる天文時事に絡めたユーモアたっぷりの講演は定評があり、今年は『おーい宇宙人 ~まじめな宇宙人探し~』と題して、地球外生命体が存在する可能性やその研究、かつて水が存在した星などを紹介していただきました。
参加した皆様からも
「様々な宇宙の神秘に触れることができ、凄くよかったです」「疑問や質問などにもわかりやすく丁寧に説明してくださり、もっとお話を聞きたいと感じました」などの意見をいただき、盛況に終わりました。

 講演に続き、会場となった「南極観測船ふじ」の建造ドキュメンタリー映画、『ふじ誕生』の上映と、船内での夕食会が実施されました。この夕食の献立は、ふじ当時の観測隊員が船上や南極大陸でとった食事にちなんだ食材を使用したものになっています。
夕食のあとは、ふじ船内の案内が行われました。参加者は乗組員達のベッドに横になって、航海当時の雰囲気を体験しました。

 最後のイベントとなる望遠鏡を使った天体観測では、晴天に恵まれ甲板からは月や木星、様々な恒星や星団、星雲などを観測することが出来ました。
参加者は、普段は遠い存在である宇宙や星々に思いをはせながら望遠鏡をのぞいては、歓声を上げていました。

 「星空観察会」は来年度も12月頃に実施予定です。
県外からの応募も多数あるイベントですので、ご応募お待ちしております。



at 10時54分

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