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学芸員のつぶやき ver.2 vol.1 フェルケール博物館
ミュージロー
2026/07/10
静岡県
フェルケール博物館
三角旗
  • 様々なパンフレット

    様々なパンフレット

 これまで全会員館からご協力のもと好評いただいていた「学芸員のつぶやき」を今回よりver.2として、各館の学芸員、ご担当者の方々のお話をお届けします。ver.2 第1回「学芸員のつぶやき」はフェルケール博物館 副館長 兼 学芸部長の椿原靖弘さんです。




 この頃、興味深い展示会があり、奈良と東京で国立博物館の展示会を見学しました。奈良博は「神仙の山吉野・大峯」、東京は「加賀百万石!前田家」で、入館は長蛇の列だったため、金曜20時までの夜間開館も利用して見学することができました。自分ではとてもできるような展示ではなく、感服させられました。図録もA4版サイズで厚さが3cm近くあり、持って帰るのに逡巡するほどでした。


 ところで1995年にB版からA版へ変更されて、図録も次第に大きく立派になってきた記憶があります。それだけ、内容も濃くなっているのでしょうが3,000円以上の図録は学生には手が出るものではないでしょう。


 当館では、このごろB5版の図録をよく作ります。企画展示室も200㎡強と大きくはないので、かえって手に持って軽く見やすいことを考えるようにしています。また、50ページほどに抑えることができる企画展冊子については、企画展終了後もポートフォリオや参考資料として活用していただくように多めの冊数を展示資料の所有者に渡すようにしています。一時期は立派な図録を作ることが学芸員の役割と考えていましたが、博物館の機能や事業の目的に合わせて、図録や冊子、パンフレットの形も変わるのだなぁ、と感じるようになりました。これも多様性と呼ぶのでしょうか・・・、違いますね。




フェルケール博物館 副館長 兼 学芸部長 椿原靖弘



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