新潟市歴史博物館 「川村修就と新潟」展
今から180年前、江戸時代の末の天保14(1843)年に新潟町は幕府の領地となり、領地を管理するための「新潟奉行」が新たに設置されました。新潟奉行の設置は、外国船が日本各地に出没する中で海防を強化することが目的でしたが、湊町新潟が後の開港五港に選ばれることにもつながっていきます。
初代の新潟奉行は「御庭番(おにわばん)」の家系出身という異例の経歴を持つ川村修就(かわむらながたか)で、9年間の在任期間に奉行所の建設や諸制度の確立などに尽力しました。修就は新潟町の風物にも強い関心を寄せ、町の習俗を描いた「蜑(あま)の手振り」などの修就が残した資料は、江戸時代の新潟町の姿を今日に伝えています。
新潟市歴史博物館には、川村修就の子孫が新潟市へ寄付した貴重な資料が保存されており、平成25(2013)年には新潟県の有形文化財に指定されました。本企画展では、その中から新潟奉行の設置の経緯や激動の時代を生きた川村家の歴史を伝える資料をご紹介します。
【会 期】令和5(2023)年7月22日(土)~9月3日(日)
【休 館 日】毎週月曜日(8月14日は開館)
【開館時間】午前9時30分~午後6時
【会
場】企画展示室(新潟市歴史博物館 本館1階)
【観 覧 料】一般 500円 大学・高校生 300円 小・中学生 無料
※団体(20名以上)は2割引 ※本観覧券で常設展示も観覧できます
【主
催】新潟市歴史博物館
【共 催】新潟日報社, NST新潟総合テレビ
【後 援】朝日新聞新潟総局, 毎日新聞新潟支局, 読売新聞新潟支局, 日本経済新聞社新潟支局, 産経新聞新潟支局, NHK新潟放送局, BSN新潟放送,TeNYテレビ新潟, UX新潟テレビ21, NCV(株)ニューメディア, FM新潟77.5, FM KENTO, ラジオチャット・エフエム新津, エフエム角田山ぽかぽかラジオ
【関連イベント】
●展示解説
7月23日(日)・8月6日(日)・8月20日(日)・9月3日(日) 午後2時より30分程
会場:本館1階企画展示室 参加費:観覧券が必要です 申込:不要