新潟市歴史博物館 令和4年度企画展
「にいがたの中世」
日本の歴史の中で平安時代末から戦国時代までを中世と呼びます。新潟県では上杉謙信など武士たちが華々しく活躍した時代として知られ多くの人々の関心をひきつけています。
越後国、佐渡国を統一した上杉家が中世の末に国替されたこともあり、新潟市内に残る中世の史料は多くはありません。それでも新潟市には個人や県・市の博物館などに中世の史料が残されています。
また、近年は中世が考古学の対象となり、新潟市周辺では特に低湿地のくらしを示す道具や遺跡の出土が相次ぎ、武士の活躍だけではない中世の歴史の新しい側面を明らかにしています。
新潟市所在の中世史料の中には、広く新潟県の歴史に関わるものがありますが、市内所在になるまでの経緯も、一つの歴史であると捉えられます。
今回の展示では新潟市の中世の歴史に関わる資料と市内所在の中世資料を、中世の歴史をたどりながら展示します。市内に残る貴重な資料を是非ご覧ください。
【会 期】2022年4月16日(土)~5月29日(日)
【休館日】毎週月曜日(ただし5/2は開館)
【開館時間】午前9時30分~午後6時(観覧券の発売は5時30分まで)
【会 場】企画展示室(新潟市歴史博物館 本館1階)
【観覧料】一般500円 / 大学・高校生300円 / 中・小学生200円(土日祝日は無料)
*20人以上団体料金(2割引)
*会期中、本券で常設展もご覧いただけます
*リピーター割引:本企画展開催中、企画展チケットの半券持参で観覧料が2割引きになります(他の割引との併用はできません)