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ミュージローブログ
2012年12月1日(土) 第6回『星空観察会』を開催しました ~名古屋海洋博物館・南極観測船ふじ
ミュージロー
2012/12/07
愛知県
三角旗

かつて航海に欠かせなかった天測。
「星空観察会」は、名古屋港に係留展示中の『南極観測船ふじ』の甲板から望遠鏡を使って星の観察を行うもので、
毎回多くの応募がある人気イベントです。

講師に 日本天文学会
      天文教育普及研究会 一般普及分野委員
      浅田 英夫 氏

を迎えての開催になり、今年は定員の3倍近い応募がありました。


毎年起こる天文時事に絡めたユーモアたっぷりの講演は定評があり、今年は『おーい宇宙人 ~まじめな宇宙人探し~』と題して、地球外生命体が存在する可能性やその研究、かつて水が存在した星などを紹介していただきました。
参加した皆様からも
「様々な宇宙の神秘に触れることができ、凄くよかったです」「疑問や質問などにもわかりやすく丁寧に説明してくださり、もっとお話を聞きたいと感じました」などの意見をいただき、盛況に終わりました。

 講演に続き、会場となった「南極観測船ふじ」の建造ドキュメンタリー映画、『ふじ誕生』の上映と、船内での夕食会が実施されました。この夕食の献立は、ふじ当時の観測隊員が船上や南極大陸でとった食事にちなんだ食材を使用したものになっています。
夕食のあとは、ふじ船内の案内が行われました。参加者は乗組員達のベッドに横になって、航海当時の雰囲気を体験しました。

 最後のイベントとなる望遠鏡を使った天体観測では、晴天に恵まれ甲板からは月や木星、様々な恒星や星団、星雲などを観測することが出来ました。
参加者は、普段は遠い存在である宇宙や星々に思いをはせながら望遠鏡をのぞいては、歓声を上げていました。

 「星空観察会」は来年度も12月頃に実施予定です。
県外からの応募も多数あるイベントですので、ご応募お待ちしております。

泡
灯台

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