「今月の逸品ver.2」第5回目は、名古屋海洋博物館の「船模型『帆船 日本丸 (二代目)』(1/65)」です。
日本丸は海運界の将来の担い手を育成するための航海訓練の練習船で、帆装艤装設計から製作まで、総て一貫して我が国で行った最初の船です。名古屋港初入港は1990年(平成2年)です。愛知県内の個人で模型を制作している方より寄贈を戴き、平成29年7月15日(土)より展示をしています。
日本丸(二代目)の仕様
船 名 日本丸(日本初の純国産練習帆船)
船 種 帆船
建造場所 住友重機械工業 浦賀
起工年月日 1983年(昭和58年) 4月11日
進水年月日 1984年(昭和59年) 2月15日
竣工年月日 1984年(昭和59年) 9月12日
総トン数 2,570 全長(m) 110.09 満載喫水(m) 6.75 幅(m) 13.8
原動機種/基 ディーゼル/2基 速力 最大/航海(k't) 14.33/13.20
最大搭載人員(実習生定員) 190(120)
1983年(昭和58年) 4月11日 住友重機械工業追浜造船所浦賀工場で起工式
1984年(昭和59年) 2月15日 進水式
(皇太子殿下ご夫妻ご臨席・妃殿下支綱切断)
1984年(昭和59年) 9月12日 竣工
1984年(昭和59年) 9月15日 完工 引き渡し、最初の実習生を受け入れ
処女航海を開始