最新情報News

ミュージローブログ
「今月の逸品 ver.3」 vol.9 東京海洋大学明治丸海事ミュージアムの「明治丸記念館」
ミュージロー
2021/02/04
三角旗

「今月の逸品ver.3」第9回目は、東京海洋大学明治丸海事ミュージアムの「明治丸記念館」です。

 明治丸記念館は、平成28年3月に竣工し、同年7月に公開されました。これは明治丸海事ミュージアム事業の目的である平成23年に始まった「次世代の海事産業を狙う青少年への海事意識啓発活動」、「先端の海事技術講座などセミナーの開催」の一環としてのものです。

 延床面積は約462㎡、館内には明治丸の約140年にわたる活躍と歴史を紹介したパネルや貴重な資料を展示しています。また、視聴覚設備も備え、様々なレイアウトでセミナー室としての使用も可能となっておりますので、展示イベント以外にも地域の小中学校対象の体験教室等でも活用されています。

 現在は、東京海洋大学附属図書館越中島分室主催の企画展「船が育んだ江戸~百万都市・江戸を築いた水運~」(4)恵みを開催中(2021年3月30日まで延長)です。大学は3月末まで入構制限期間となっておりますが、百周年資料記念館とともに事前予約による火曜日のみの一般公開を実施しておりますので大学ホームページでご確認の上、お申し込みください。皆様のご来館をお待ちしております。

※明治丸は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、一般公開を中止しております。また一部を修復工事中ですので美しい姿へと化粧直しが終了するまで、しばらくお待ち下さい。
   東京海洋大学 百周年記念資料館と明治丸記念館

 また、越中島キャンパスにある海洋工学部は、旧東京商船大学であり、その前身は1875年(明治8年)に設立された三菱商船学校。140年の歴史があり、キャンパス内に点在する史跡を見学することができます。有形文化財に登録されている一号館や越中島会館、先端科学技術研究センターといった建築物以外にも海に関する様々な出来事に由来する碑やポンプ、シリンダ、錨等をご覧いただくことができますので、散歩がてら日本の近代国家への歩みの一端を担う歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
※現在、大学は入構制限期間中です。最新情報は大学ホームページでご確認ください

泡
灯台

Pagetop