海の博物館は、三重県沿岸の失われゆく漁村資料を収集する目的で昭和46年に開館しました。海女道具や船大工道具、網・釣り針などの漁撈用具、漁村の生活用具など海に関する約6万点(内6879点が国指定重要有形民俗文化財)の民俗資料を所蔵し、展示しています。また全国各地から集められた100隻近い木造船は、他ではみることができません。現在、日本の「海女」文化をユネスコ世界無形文化遺産に登録する活動を推進したり、海の環境を考える「藻場を増やす取組み」を漁業者、学校とともに実施しています。
海の博物館は鳥羽の自然海岸に囲まれたこの立地にあり、海の体験プログラムにも力を入れています。冬は食をテーマにした「牡蠣むき体験」や「海苔すき体験」、春から夏は浜辺に出かけおこなう「磯や干潟の生きもの観察」、そして貝殻や海藻を使って作る「貝紫染め」や「海藻おしば」、「漂着物で標本作り」など、季節感のある体験メニューを実施しています。
名称NAME | 鳥羽市立海の博物館Toba Sea-Folk Museum |
---|---|
住所ADDRESS | 三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68 |
営業時間OPENING HOURS | 3月21日~11月30日 9:00~17:00 12月1日~3月20日 9:00~4:30 *入館は閉館の30分前まで |
定休日REGULAR HOLIDAY | 6月26日~6月30日、12月26日~12月30日 |
アクセスACCESS | JR・近鉄鳥羽駅より、パールロード経由のカモメバスで35分。「海の博物館前」下車すぐ |
入場料金/割引ADMISSION | 大人800円、小・中・高校生400円 団体(20名様以上)大人 720円、小・中・高校生320円 団体(100名様以上)大人640円、小・中・高校生280円 |
駐車場PARKING | 駐車場有 |
公式サイトWEB SITE | http://www.umihaku.com/ |