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みなとミュージローブログ

2016年10月07日

新着資料紹介のコーナー第28回「公益財団法人日本海事センター 海事図書館」

今回新着資料として紹介するのは、公益財団法人日本海事センター 海事図書館の「太平洋戦争に於ける東京船主籍殉難船 船跡資料集(其一)」と「ヘルスコンパス:船員のためのやさしい健康づくり」です。

(1)「太平洋戦争に於ける東京船主籍殉難船 船跡資料集(其一):官公庁・民間船主(ア行―サ行)」
  私家版 編集・製作:五十嵐温彦氏 発行日2016年5月25日
   (所蔵番号:505456 請求記号:M.2210/Ta22/V.32)

こちらの資料は個人の方が、太平洋戦争に於ける殉難船関係についてお調べになり、まとめられたものです。著者は海運会社をリタイアされたのち、ライフワークとして調査活動されており、既に43巻目の刊行となります。当館の利用者でもあり、海運の知識も豊富で、取りまとめている内容も非常に丹念に調べてあります。もちろん、出典もきちんと明記されています。
同じように戦時中の船舶に関して調べるために当館に来館される方も多く、こちらの資料は非常に役立っております。この資料は図書館としては当館のみにご寄贈いただいているそうです。

(2)「ヘルスコンパス:船員のためのやさしい健康づくり」
  全国健康保険協会船員保険部発行 発行2016年8月
   (所蔵番号:505461 請求記号:M.84/Z3)

こちらの資料は全国健康保険協会船員保険に加入されている方々の健康づくりを支援する事業の一環として、加入者の食生活や運動等、健康づくりに関する情報を掲載した冊子です。通常は船員保険に加入されている方に配布される資料です。DVDが付属しており、肩こり・腰痛対策のための「背反らし・背伸ばし体操」、「筋力・持久力アップ簡単3分体操」が収録されています。

今回ご紹介した新着資料はいずれも一般に出回ることのない資料です。そういった意味では貴重な資料でもあります。当館ではこのように販売されている資料だけでなく、寄贈資料も含め幅広く資料の収集を行っております。資料として活用されるのは今すぐではないかもしれませんが、後々の研究に必要となるであろう資料も多々あるのです。そういった長いスパンで資料の収集を行っていくことも図書館の大事な役割のひとつです。

  

左:「太平洋戦争に於ける東京船主籍殉難船 船跡資料集(其一)
右:「ヘルスコンパス:船員のためのやさしい健康づくり」

公益財団法人日本海事センター 海事図書館の情報はこちら

at 11時52分

2016年09月08日

新着資料紹介のコーナー第27回「あおもり北のまほろば歴史館」

今回新着資料として紹介するのは、あおもり北のまほろば歴史館の常設展示資料「青森の刺しこ着」です。

・青森市教育委員会が所蔵する刺しこ着は、県内の江戸時代後期から昭和初期頃までの庶民の衣服を代表するもので、「こぎん着物」「菱刺し着物」「木綿つづれ刺し着物」「サグリ着物」1,014点が、「青森の刺しこ着」として青森県の有形民俗文化財に指定されています。あおもり北のまほろば歴史館では、それぞれその一部を常設展示しています。
・青森県は寒冷地のため綿花の栽培に適さないことなどから、一般の農民は麻の布目を糸で刺し綴って作った衣服を着ていました。青森県津軽地方では、保温や補強という実用性を目的とした刺しから、次第にこぎん刺しと呼ばれる独特な模様が生み出されました。
・こぎん刺しには津軽地方の3地域で主に作られ、それぞれに特徴があります。これらは東こぎん、西こぎん、三縞こぎんと呼ばれています。歴史館ではこのほか、二重刺し、染めこぎんとすべての種類のこぎん刺し着物を展示公開しています。
・こぎん刺しが施された津軽地方のこぎん着物に対し、青森県南部地方では、菱刺しが施された菱刺し着物が作られ、さらに前だれ(前掛け)や、たっつけと呼ばれる股引(ももひき)も作られました。
・青森県の女性たちは、その厳しい気候風土のなかで、美しい「こぎん刺し」「菱刺し」の技を生み出しました。青森ならではのこの独自の文化を是非一度ご見学ください。 




左奥:南部菱刺し着物   手前:南部菱刺し前だれ  右:津軽こぎん刺し着物(三縞こぎん)


あおもり北のまほろば歴史館の情報はこちら


at 10時15分

2016年08月17日

新着資料紹介のコーナー第26回「南島原市口之津歴史民俗資料館」

今回新着資料として紹介するのは、南島原市口之津歴史民俗資料館の「船絵馬」です。

近世初期以降、船主や船頭が自船の姿を描いた絵馬を社寺に奉納して海上安全を祈願した。
この絵馬は大坂糸荷熊治郎が弘化4年(1847年)未正月良日、口之津港瀬高観音に航海安全を祈願して奉納したもので、船名大徳丸(和船)長方形一枚帆の御用船である。
この種の絵馬は極めて少なく、他に見られない貴重なものとされている。

糸荷廻船とは
江戸時代、生糸をはじめ長崎輸入物資を上方へ運送することを幕府から許された特権的な船で、必ず堺または大坂の船がこれにあたる規定があった。
このうち堺の糸荷廻船には堺船という別称があり、船の所有者は堺商人に限られ、船には「御用」の船印か鎗を立て、二紺三白の幕を張って特権船であることを示し、その船頭には帯刀が許された。
なお、輸入生糸などの急送を必要とする場合、堺宿老の許可を得て、他船を調達して運送する例外が認められたが、この船を仮船といった。

 

南島原市口之津歴史民俗資料館の情報はこちら


at 10時30分

2016年07月13日

新着資料紹介のコーナー第25回「新上五島町鯨賓館ミュージアム」

今回新着資料として紹介するのは、新上五島町鯨賓館ミュージアムの「クロミンククジラの骨格標本と実物大模型」です。
この鯨種は南半球の海洋に産し、夏季(12-3月)に南極海のバックアイス近くまで分布して、ナンキョクオキアミを主とする餌生物を食べて過ごし、冬季(7-9月)には熱帯海域で繁殖し、その間を毎年回遊して生活しています。
本種はシロナガスクジラの減少とともに資源が急激に増加し、1970年代から南極海捕鯨の対象でした。現在では日本が南極海で実施している鯨類捕獲調査の対象となっています。
この骨格標本は、日本の調査船によって1995年1月30日に、南緯65度52分、西緯177度38分で捕獲されたクロミンククジラの個体から採集されました。成熟した雌で、体長9.35m、体重7.80トンでした。
その横に並ぶクロミンククジラは、体長9.6mの実物大の模型です。



新上五島町鯨賓館ミュージアムの情報はこちら



at 12時05分

2016年06月13日

新着資料の紹介コーナー 第24回「博多港ベイサイドミュージアム」


今回新着資料として紹介するのは、博多港ベイサイドミュージアムの「交易船の模型」です。

博多港は,2000年前から大陸との交流の窓口として福岡のまちの発展を支えてきました。
博多港ベイサイドミュージアムでは,各時代に活躍した交易船の模型と共に博多港の歴史を紹介しています。
展示している模型は,1本の木をくりぬいて作られた古代の「くり船」から,日本式の船に洋式の装備を取り入れるようになった明治時代の船まで計10点。
そのうちの一つ「後期遣唐使船」(2枚目写真右から2番目)は,博多からたくさんの遣唐使が船出していた8世紀頃,朝鮮半島で起こった戦争で従来の朝鮮半島沿線沿いの航路が使えなくなったことにより,東シナ海を横断する長い航路に耐えられるよう,中国から買った船を改装して使われるようになったものです。
それぞれの船の特徴や変遷の背景も併せて解説しているので,ぜひご覧いただき,博多港の歴史に触れてみてください。







この他にも,博多港ベイサイドミュージアムでは,コンテナクレーン体験ブースや船の伝声管等,体験して楽しめるコーナーも設けており,地上100mの博多港のシンボル,ポートタワーも併設しています。入場無料ですので,ぜひお立ち寄りください。


博多ポートタワー・博多港ベイサイドミュージアムの情報はこちら




at 10時26分

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