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みなとミュージローブログ

2015年06月08日

新着資料の紹介コーナー 第12回「“渚の駅”たてやま(館山市立博物館分館)」


今回、新着資料としてご紹介するのは、“渚の駅”たてやま(館山市立博物館分館)の「万祝」です。

 “渚の駅”たてやま内にある渚の博物館では、「房総の海と生活」をテーマとして、重要有形民俗文化財の「房総半島の漁撈用具」や千葉県有形民俗文化財の「房総半島の万祝及び製作関連資料」を中心に、漁業に関する文化や漁民の生活を紹介しています。
 今回、収蔵資料として新たに加わった万祝をご紹介します。


 万祝(まいわい)とは、大漁などの際に船主や網元が注文制作して、関係者に配った晴れ着です。イワシ漁の豊漁を契機に江戸時代後期に房総半島で発生したといわれ、静岡県から青森県にかけての太平洋沿岸に広がっていきました。
 写真の万祝は、先代まで網元をしていた市内の方からご寄贈いただいたものです。背には屋号「丸一」の紋が染め抜かれ、鶴がくわえる吹き流しには「大漁」の文字が記されています。裾模様に描かれた人物は、左から菊慈童・浦島太郎・東方朔で、これらはいずれも長寿を象徴する存在です。

 万祝には、このように縁起の良い柄が描かれることが多く、大漁などの際は関係者一同が揃いの万祝を着て、神社仏閣を参拝する風習がありました。

こちらの資料をはじめ、渚の博物館2階常設展示室では、さまざまな万祝を展示しております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

“渚の駅”たてやま(館山市立博物館分館)の情報はこちら


at 10時25分

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