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みなとミュージローブログ

2014年07月15日

新企画「新着資料紹介」のコーナー 第1回「東京みなと館」

今回、新着資料としてご紹介するのは大きく2種類あります。一つは興味深いDVD、もう一つは社会科見学の小学生に関心の高い船舶模型です。

まずは、DVDを2本紹介します。
(1) 勝鬨橋(昭和15年6月14日開通)
これは新聞などでも報道された経緯がありますので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、平成24年秋に土木図書館で数本のフィルムが発見されたことから始まります。勝鬨橋の開通直前に土木学会文化映画委員会が撮影したもので、未完のまま書庫に眠っていたものですが、土木技術映像委員会の調査で貴重映像であることが確認され、複製の寄贈を受けた東京都は「勝鬨橋」映像制作を土木学会に依頼し、平成25年10月にこのDVDは完成しました。その後、東京みなと館に土木学会からDVDが寄贈されました。
勝鬨橋は、平成19年に都道府県の道路橋としては初めて国重要文化財に指定されましたが、現在は開閉されることはありません。建設の経緯や勝鬨橋の構造なども分かりやすく編纂され、実際に開閉される様子とその仕組みがわかるとても貴重な資料です。生のフィルム(音声なし)だけを見たい方、解説付きのフィルムを見たい方、それぞれの要求にこたえられるように工夫されています。

(2) 液状化のメカニズムと東京港における取組
東日本大震災では東京港の一部で液状化が見られましたが、被害は局地的かつ小規模にとどまりました。その理由は地盤改良が適切に施されていることによります。このDVDの対象となった場所は15号地木材ふ頭ですが、地盤改良を施した箇所と施していない箇所とが隣り合わせになっている場所で実際にどのような差が生じたかを確認できる点で、非常に興味深い内容となっています。また、液状化の発生するメカニズムをわかりやすくイラストで解説するなど、どなたでも理解できるように工夫されています。DVDが完成したのが昨年の10月位ですので、まだほとんど知られていませんが、埋立地の安全性を考えるうえで貴重な資料となっています。必見です。

DVD「勝鬨橋」の一シーン(発見されたフィルムに解説を加えたもの)

  

DVD「液状化のメカニズム」の一シーン(上は地震直後に液状化が発生し砂が吹き上げられている様子。下は地盤改良を施している箇所と地盤改良を施していない箇所との差。緑の線から上が地盤改良を施している箇所)

 

DVDについては映像でご紹介できないので、文章と画像でご紹介しましたが、次は、商船模型なので画像を楽しんでいただきます。今回紹介するのは2隻です。

画像は、巡視船「やしま」(1/100)と「おがさわら丸」(1/90)の模型です。5月24・25日に開催された第66回東京みなと祭に出展(「出張!東京みなと館」の企画の一部)されたもので、両日で3800名以上の方がご覧になり、沢山の老若男女の関心を引き付けました。制作者は、商船模型同好会会員の塚田三与志さんで、東京みなと祭終了後、塚田さんから当館に寄贈されました。この夏休み期間そして秋の社会科見学の子供たちが喜ぶ姿が目に浮かぶようです。


     【第66回東京みなと祭の様子・46隻の模型が並んだ】


   

巡視船「やしま」                     おがさわら丸



東京みなと館の情報はこちら




at 15時23分

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